ブルーベリー栽培記録の第4段
まずはラビットアイ系の2品種を購入し
勢い余って、サザンハイブッシュ系の2品種を追加で購入しました。
ただ、ここまであまりに運が良すぎた……
徐々に、至らない管理の「洗礼」を受けることになります。
前回までの記事は、下のリンクをご覧ください。
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「家庭菜園」記事一覧
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ちなみに、現在は
サザンハイブッシュ系が1品種
ラビットアイ系が4品種
ハイブリッド系が1品種育っています。
栽培地域は愛知県、栽培は鉢で行っています。
それでは、今回の栽培記録のスタートです。
収穫のシーズンを終えて
ブルーベリー達に、肥料を与えました。
「お礼肥」という言葉を表面だけ見てなるほどと思い、多めに肥料を施していきました。
真夏の酷暑の中、水は1日2回必ず与え、精一杯の愛情を注いだはずですが……
突然の落葉
サザンハイブッシュ系の2品種に突然の変化が現れたのは
酷暑の後半戦を迎えた8月下旬のことでした。
この辺りの写真を探しましたが、全く残っていません。
撮影どころではなかったのでしょうね。
まずは、ミスティが数日の間に
あっという間に葉の色が茶色になり、落葉してしまいました。
「何故?」
分からずじまいのまま、それでもまだ望みを捨てず水を毎日与えていましたが……
今度はオニールまでが、同じように落葉を始めます。
枯れた……
一縷の望みをかけてお世話を続けていましたが、全体が明らかにもう変色し、試しに少し触れてみたら「ポキッ」と簡単に枝が折れてしまいました。もう観念するしかありません。
可哀想なことをしました。
それにしても、何がいけなかったのでしょうか。
1年経った今、検証してみます。
ブルーベリーが枯れた原因
調べてみると、当てはまりそうな原因がいくつか出てきます。
コガネムシの幼虫
よく出てくる原因として、コガネムシがブルーベリーの根元に卵を産んで、幼虫が根っこを食べ尽くしてしまうケースが書かれています。
しかし、鉢の中の土を調べても幼虫の姿は見当たりませんでした。虫除けについては効果があった、とも取れるのかもしれませんが、ひとまず原因究明としては空振りです。
肥料のやりすぎ
これには心当たりがありました。
原因のひとつであったことは間違いないでしょう。愛情をかけたつもりが、かえって負担をかけてしまっていたようです。
肥料は分量を考えて施すべきだという、言われてみればごくごく当然なことを実感しました。
水のやりすぎ
これは当初は意外で、受け入れに時間がかかりました。
「いや、言われた通り1日2回水やりしていただけなのに」
というのが、そのときの私の気持ちです。
しかし、枯れたブルーベリー達の土を見て、思い知らされました。
かなりの水分を含んでいて、いわゆる「根腐れ」を起こしたと考えられます。
「1日2回」と書いてあるからといって、置かれている環境や気候などは違うので闇雲に行うのは違う……という結論です。はい、こちらも「言われてみれば当たり前」な事柄ですね。
2021年の酷暑
これも心当たりはありますが、さまざまな要因が重なってのものと考えられます。
まずは日当たりの問題です。
かなり日が当たる状態になっていれば、昨年の暑さは相当堪えるでしょう。
また、水やりのタイミングも原因としてあったように思います。
普段は朝と晩でしたが、休日などはかなり暑い昼間にも水をやっていました。昼間の暑い中で水をやればすぐに「お湯」になってしまいます。これも今思えば可哀想なことをしました。
購入時と収穫
そして、こちらが最後に考えられる原因です。
前回お話しましたが、そもそも、2年生の小さな子で「実がたくさんついているものを選んだ」時点でアウトだと考えます。それを選んだのであれば、最低限の実だけ残して摘果するなどして、負担を減らすべきだったのでしょう。一年目から収穫したいのであれば、3年生以上の大きな子を買うべきだったのではないかと思っています。
2年生で、できるだけ多くの実を収穫し、負担をかけたところでの数々の失敗。実際のところ、かなり凹みました。
他のブルーベリー達は?
バルドウィン
フェスティバル
この2品種はその後も枯れることなく育ってくれました。ただ、「元気に育った」のかどうかは自信がない……どころか、恐らくは「強くて生き残ってくれた」という表現の方が正しいのでしょうね。
手遅れの部分はありましたが、もう一度栽培についてYouTubeや本などで調べました。
秋から冬を迎えて
気温が30度を上回ることがなくなり、そのうち長袖が必要になる頃。まずは与える水の量を大幅に減らしました。ただ、教訓を生かし、闇雲に減らすのではなく土の水分量を確認するように心がけたのが成長の証……なのかどうかは知りません(^^;)
今回はここまでにします。
ちょっと悲しい話題になってしまいましたが、今もそのときの教訓は結構生きているように思います。
次回は、少し時を戻してブルーベリー達の変化を伝えながら
その後、冬場の様子などをお伝えしていくつもりです。