ぶどうを種から育てるシリーズ。2022年晩秋に発芽した巨峰の様子をお送りしていきます。一粒種として大切に育てているこの子。ここまで本当に順調に育っています。今回は夏から秋にかけての成長の様子をお伝えしていきます。これから実質初めての冬を迎えますが、その対策などもそろそろしっかりしていかないといけませんね。 続きを見る
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次々と葉っぱが出てくる
巨峰の成長力には驚かされます。本当に日に日に新しい葉っぱが出て、それがどんどん大きくなっていきます。
この子以外は育たなかったので、ぶどう全体がそうなのかは怪しいところではありますが、ここまでしっかり成長を感じられると、毎日お世話をしていても楽しいですね。
「ぶどうの木」らしくなってきた
他の果物と比較して、「芽」から木質化するのも早いと思います。これはもう早い段階でも感じていたことで、発芽から約1年ですっかり「ぶどうの木」です。もちろん、まだまだこれから幹が太くなっていくはずで、成長し切った個体と比較すれば小さいのでしょう。それでもそのしっかりした姿は、すぐ枯れてしまうかもしれないという「危なっかしさ」がなくて安心です。
……とはいえ、油断大敵なので、虫や病気などには注意するよう心がけています。
ぶどうのツルを巻き付ける
こちらも成長力につながる話です。前回記事でも少し紹介しているとおり、夏場から初秋にかけて、ツルがどんどん伸びていきました。そこで、朝顔などにも使うリング状の支柱にツルを巻き付けていき、ぶどうの木の形を誘導で作り出すようにしました。これなら、大きくなっていっても少ないスペースで栽培できそうです。
夏場から初秋にかけてのぶどうの管理
巨峰が発芽して間もなく一年になりますが、初期は室内やミニ温室で栽培していたため、実質来春までは「初めての経験」が続きます。色々な場所で情報を得ながら、今後栽培する方々の参考になればいいなと……そして「反面教師」な結果にならないよう我ながら願っております(^_^;)
夏の暑さ対策
これは……実はそれほど行いませんでした。育てている果物全てに共通することとして「この地域の気候で育たなければ諦める」と考えています。もちろん簡単な対策は立てますが、必要以上に手がかかったり費用がかかったりする対策は行うつもりはありません。そうなったら可哀想ではありますが、自然環境の範囲でできることをして枯れてしまったら仕方ない、という考えでいます。
元々半日陰の場所で育てていたので、日中の直射日光に当てていなかったことは結果的に対策になっていたのかもしれませんね。
深まる秋に向けて
色々情報を見ると、ぶどうも冬場は落葉するようです(「そりゃそうだろう」という話ではありますが、実体験がないので断定せずにおきます 笑)。落葉がどのタイミングで始まるのか、初めての今年は葉っぱの色が変わっても慌てず自然体で見守りたいと思います。
水やりの頻度は、気温に合わせて抑えめにしていく必要がありそうですね。
あとは、冬には剪定した方が良さそうです。秋の落葉シーズン以降、冬場の剪定で失敗しないよう情報収集に努めたいなとも考えています。
今年種から育てているぶどう達
果物を種から育てるシリーズでもお伝えしましたが、今年はデラウエアと巨峰の種を入手しました。今休眠打破中です。しかし、休眠打破して秋から育てた子達がほぼ全滅だったことを考えて、今回はそのまま春まで冷蔵庫の野菜室で管理しようと考えています。巨峰ももう一つ育てたいところですが、特にデラウエアは種はあまり市場で食べる際には手に入らないと思うので、確実に育てたいですね。
あ、ちなみに
写真に写っているシャインマスカットには種がありませんでした(^^;)