2024年も春を迎えました。果物を種から育てるシリーズ、3月に入った現在の様子をお伝えします。2月は記録的な暖かさもあって過ごしやすく感じた人も多かったと思いますが……温室育ちの子達にとっては過酷な気候となりました。 続きを見る
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あんず
20度を超えるような暖かい日もあった2月。総じて元気がなくなってしまいました。もう温室から出す措置を取りましたが、元気を取り戻してくれるでしょうか。
この春に植え替えを考えていたのですが、元気のない状態が続くようなら少し待った方がいいのかな。状況判断が難しくなりそうです。
まず今は、まだひたすら水をあげるだけの日々です。ここから植え替えを終えるタイミングから、肥料を与えていこうと考えています。
プラム
プラムもまた、多くの子が元気をなくしています。もっとも、全てが育ってしまったらどうなるのかという数がいるのですが……それでもいざ育てると一つ一つの子に愛情を注いでしまいます。
今後は、1品種に1つくらい生き残ってくれないかな……そう思うくらい元気のない子が目立つ状況です。
ここまでは、この子達も水をあげるのみ。ここから春に少し肥料をあげながら、夏場までに植え替えなども検討してみます。
柚子とすだち
こちらもまた、葉っぱの茶色が目立ちます。この冬を乗り越えてくれれば強くなってくれると思うのですが……どうでしょうか。
柚子とすだちはこれで1年経ち、2年目に入ります。与える肥料などを少しずつ増やしていければと思っています。柑橘類用の肥料があるので(実は普通の肥料との違いがよく分かりませんが)それを春先から初夏頃に与えるつもりです。
さくらんぼ
アメリカンチェリーは、この夏で発芽から1年を迎えます。まるで2年目のような「幹」を持ち、安定した成長を続けるアメリカンチェリー。この子は、冬に葉っぱが落ちても幹に緑色が感じられて「枯れているかも」と思わせない生命力を感じさせてくれます。
これが最新の写真です。いち早く葉っぱの気配を感じます。あとは寒の戻りに気をつけなければいけませんね。
佐藤錦は、まだまだ安定はしていない状態です。
あと一年はこのまま育てていくつもりですが、うまく育てば秋頃までには鉢に植え替えようかとも思っています。
アメリカンチェリーも佐藤錦も、基本的には同じように育てていくつもりですが、育ち始めの数ヶ月は(人間も同じですが)差がありますよね。アメリカンチェリーはそろそろ肥料をあげる時期、佐藤錦はまだ当面は水やりに徹します。
プルーン
前回の記事から、無事発芽しました。ただ、こちらも温室で気候の変化にやられた中の一つ。いくつ生き残ってくれるのか、ドキドキしながら見守っています。
プルーンも他の子達と同じで、大きくなるまでは水やりに徹する日々です。まずは夏場を無事過ごして、肥料や植え替えなどの検討はその後でしょうか。
ル・レクチェ
昨秋食べた、洋梨の一種「ル・レクチェ」。半分を昨秋のうちに鉢に植え、半分は冷蔵庫で休眠打破させて3月に入ってから土に移しました。まだどちらも変化はなしです。これから約1カ月が勝負ですね。既に芽が出ている他の果物達とは意味合いが違いますが、水やりに徹するという意味ではこちらも同じです。
新しい子達
この冬に植えたのが、ポンカンの種です。とりあえず植えただけですが、今後どうなるでしょうか。その他では、もう一つ何かを植えてみようかな。「はるか」あたりを考えています。
最近果物も高いですからね……少しでも「収穫」できたらいいなと思いますが、いつになることやら(^_^;)