柚子を種から育てています。2021年冬と2022年冬に種を植えた子達は冬を越せずに枯れてしまいましたが、2023年の冬に種を植えた子達は何とか3つ春を迎えてくれました。 続きを見る
「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」という言葉があります。今から18年経ったら、生きていれば70代……気が遠くなりますが、それでも接木などはせず意地で育てようと思います。
それよりも、まずは一年一年元気に育てていくことが大切ですね。果物を種から育てるシリーズはこれで桃・りんご・ぶどうに続く4つ目の独立、この後も順調に行けばさくらんぼ・杏・プラム・プルーン・洋梨・他の柑橘系……と続いていきますが、みんな元気に育てられるよう頑張ります。
種から育てるシリーズを含め、家庭菜園関連の過去の記事は下のリンクからご覧下さい。
「家庭菜園」記事一覧
柚子の一年目
果物を種から育てる。私が最初に考えたのは、柚子と桃でした。理由は単純。その二つが好きだからです。そこで2021年、冬至にお風呂に入れた柚子の種を取って、植木鉢に植えておきました。
そのときの写真は恐らくないと思います。というのも、まだ何も知識がなかったので芽が出ることを想定していなかったのです。
それが、しばらくして芽が出てきてビックリ。思えば「果物を種から育てるシリーズ」のはじまりはこの柚子の発芽からでした。種から芽が出る嬉しさは今も変わらず、種から育てる楽しさの一つですが、嵌ったのは間違いなくこのときの喜びがきっかけですね。
種から育てた柚子、初年度の失敗
初年度の柚子栽培は、失敗に終わりました。理由は色々あります。ここで参考までに、初年度の失敗を紹介します。
そもそも想定していなかった発芽
柚子にしろ、他の柑橘類にしろ、水さえ与えていれば高確率で発芽します。ここで植えた種の大多数が発芽することを想定していれば、出てきた芽を育てるために計画もしたはず。しかし「ダメ元」で狭いところにいくつも種を植えてしまったため、たくさん発芽したこと自体が「想定外」になってしまいました。
次々に芽が出て、芽たちは居場所を失っていき、恐らく栄養不足で多くがその時点で枯れてしまいました。
早すぎた植え替え
次に、発芽の喜びのあまり、最初のいくつかの子達は発芽してすぐに植え替えてしまいました。それもまた失敗の原因だと考えています。まだ根も張っていないときに、小さく可愛い植木鉢を買ってきて、ミニ盆栽のように植えて……大きくなる前にことごとく枯れてしまいました。
まずしっかり育てていかないといけないところで、ミニ盆栽のような洒落たことをしている場合ではなかったのでしょう。
あと、それなりに栄養が必要な植物なので、鉢ならともかく、ミニ盆栽風に栽培するのは今後も恐らく無理でしょう。
水のやり過ぎ
定番です。愛情があるが故に犯してしまう過ち。何度繰り返してもいまだにやらかしてしまうことがあります。柑橘系の植物は、比較的水分量は少なめでもいいかと思います。それよりも与えすぎの根腐れの方が危ないです。
柚子、2年目へ
ここまでは1年目の失敗をお伝えしました。続いて2年目のお話ですが、これ以降は次の記事でお話します。2年目は1年目の失敗を教訓にしてうまくいく……はずでしたが……続きは次回に。