今回紹介する作品は、いわゆる「ド定番」ですよね。TVでもよく再放送で放映されている人気作品なので、多くの人にとっては今更感は強いでしょう。
しかし、アラフィフ辺りの皆さんって、意外と観ていない人は多いのではないでしょうか。上映された2004年頃といえば、子育てにしても仕事にしても、自分の時間が一番取りづらい年代ですからね。
あとは(これは私だけかもしれませんが)流行りものと聞くとどこか斜に構えて
「流行ものなんて興味ねえぜ」みたいな
定番中の定番……それでも同世代の人に絶対観て欲しい作品なので、改めて紹介します。
当時何度も観た方も、まだ観たことのない方も、ぜひ最後までお付き合いください。
ブログ内登場人物紹介
Taka
ブログ管理人及び執筆者。映画は比較的古い作品が好きな傾向がある。
話に夢中になると本題から逸れることが多く、よく妻子に呆れられている。
誰か! 助けてください!
Taka嫁
Takaの「管理者」的存在。Taka以上の映画好き。
独身時代に収集した数々の作品を観て、Takaの映画好きが加速した。
Taka娘
生意気盛りの一人娘。Youtubeに夢中で
映画には興味無さそう・・・
・・・って、何勝手に発言させてんの?私そんな寒いこと言わないよ
まあ確かに、生まれる前の映画なんか知らないけど。
一大ブームを巻き起こした「セカチュー」
当時は「セカチュー」という言葉がそこら中に飛び交っていましたが……あれからもう15年以上経つんですねぇ。
観たことのない方のために、作品の概要をさらっと説明しておきますね。
小説と映画では多少話が異なりますが、ここでは映画のあらすじを紹介します。
現在の恋人(律子)が台風のさ中に故郷・高松に出かけていることを知った朔太郎が、その後を追うところから話が始まります。高校時代、朔太郎にはアキという恋人がいました。律子を追いながら、アキとの思い出が回想シーンとなって進んでいきます。
元々は小説で、柴咲コウさんがお勧めの作品として挙げたところからブームが始まったと記憶しています。その後上映されたこの作品によって、さらにブームが加速していきました。
小説の一時的なブームが、上映まで続かないケースもあります。その中でさらにブームが広がったのは、映画作品にもまた違った魅力があったからではないでしょうか。
映画では、長澤まさみさんと森山未來さんの好演も話題になりました。現在と過去、そして繋がっていく話……最後まで目を離せない面白さがありますよね。
このブログでセカチューをお勧めする理由
背景の懐かしさ
この作品では、「現代」と過去のシーンが分かれて描かれています。その見分けをつけるためか、過去のシーンでは懐かしい雰囲気がより強調されているように感じます。物語とは別に、自分の学生時代を思い起こされる雰囲気があるのは、そのせいもあるのでしょう。
曲や話題の懐かしさ
挿入曲や話題なども懐かしい思い出が重なります。佐野元春のSOMEDAYや、ラジオ番組でのリクエストなど、同世代より上の年代にとっては懐かしいですよね。
基本的には悲しいお話ですが、話題や背景から懐かしさもこみ上げてきます。
そのため、このブログをご覧いただいている同世代の人には是非観ていただきたいのです(もちろん、その他の世代で観ていない人にもお勧めですよ!)。
TV番組表をチェックしておこう!
「世界の中心で、愛をさけぶ」は、テレビでも度々放映されています。NHKBSプレミアムや民放のBS放送など、チェックしていると作品名を目にすることもあるでしょう。
ブームになるには、なっただけの理由があります。
当時観られなかった人も、避けていた(?)人も
もし番組表にその名前を見つけたら、2時間18分(上映時間)騙されたと思って観てみて下さい。
次回はまた洋画の中から作品を紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。