食べた桃の種から桃を育てるシリーズ 続きを見る 続きを見る
前回は、種の中身を取り出して冷蔵庫に保管する「休眠打破」の方法を紹介しました。
食べた桃の種から、桃を育てる
今回はその続き
冷やした桃の種を取り出すところから始めます。
過去の記事は下のリンクからご覧下さい。
「家庭菜園」記事一覧
冷蔵庫で冷やした桃の種を取り出す
※ここで、どうでもいい裏事情を少し明かします(^^;)
桃を種から育てているのは、昨年の夏からです。
しかし、当時こうしてブログネタにする気が全くなかったので、写真は撮っていませんでした。
前回の記事は、ブログネタ用に今年の夏改めて撮影したものです。
ここからは、昨年の写真を使用していきます。
まず、種をそのまま冷やしたものと、中身を取り出してから冷やしたものを比較してみると……結局、そのまま冷やしたものは全て芽が出ていませんでした。いや、「だからそのやり方は悪い」というわけではないと思います。実際のところ、冷やして2カ月で冷蔵庫(野菜室)から取り出したのですが、もう少し置いておいても良かったかもしれませんね。
種の中身を取り出したものは、3つ芽が出てきています。
このとき、直感で「3つ成功、残り失敗」と思ったのですが……
ダメ元で全て土に植えてみました。
ただ、このとき中身を取り出さずそのまま冷やしていたものも、全て中身を取り出して植えました。
土は市販の「さし芽種まきの土」を使いましたが
正直なところ、ある程度何でもいいようにも思います。
何故なら……後でその理由も紹介します(^^;)
でもやっぱり、万全を期すなら土にもこだわった方がいいでしょうね。
価格:509円 |
他の植物にも使えるので、何かを種から育てたいのであればおすすめの土です。
桃の種から、まず3つ芽を出した♪
ちょっと分かりにくいですが……
元々芽が出ていた3つの種から、そのまま緑の芽が出てきました。
時期は10月中旬
先程の種の状態から約1週間です。
冷蔵庫では湿らせた状態のままだったので
できるだけその状態を保てるよう、毎日水をあげました。
桃の種、どんどん芽が出る♪
あ、ちなみに
左下は、同じく種から育てている柚子のちっちゃいのです(^^;)
11月中旬。種を冷蔵庫から取り出してちょうど1カ月でした。
大きいのが元々種から芽が出ていた子達
そして、小さいのは後から芽が出てきた子です。
実際は、他の鉢に適当に植えておいた種からも次々発芽しました。
先程「さし芽種まきの土が必須ではないかも」と触れた根拠はこの部分。
他の種は、トマトを育てていたままの土に適当に埋めたり、残っていた鉢のいつ使ったか分からない土にそのまま埋めたりしていました。
それでも、気付けば恐らく全ての種が発芽したように思います。
ということは……その子達はそれほど熱心に水をあげていなかったので
水も(もちろん乾いてはいけないでしょうけど)それほどこまめにあげる必要はないのかもしれません
(って、水やりも土も何の参考にもならないですね(^^;))。
さて。
ここから冬を迎えます。
場所は愛知県。比較的温暖な地域ですが、それでも氷点下にはなります。
将来的には対策をするつもりはありませんが、まだ芽が出たばかりでは冬を越すのも大変でしょう。
そこで、上の写真にも少し写っている「ミニ温室」を購入し、基本的にその中で育てました。
価格:2,980円 |
前回記事でも紹介していますが
ミニ温室は、栽培するスペースの広さなども考えて選ぶといいかなと思います。
当たり前のようですが、熱くなると「これくらい大丈夫」とか思って、大きなのを買ってしまいがちなので……(^^;)
あとは、やっぱりそれなりに知られたメーカーさんの方が間違いはない気がしますね。
冬を越すところは、また次の記事で紹介していきます。