食べた桃の種から、桃を育てています。我が家の桃達は、2021年の夏に食べた桃の種で、芽が出てから約1年半です。冬を迎えるのは2度目ですが、昨年はミニ温室で育てていたので、外で過ごす冬は実質初めてです。2月も終わりを迎え、桃の節句の時期。そろそろ桃達も目覚めてくれるのではないかと期待しつつ、内心不安な日々を過ごしています。 続きを見る
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冬の時期、桃の育て方の方針
以前お話した通り、この冬は外に置き、あえて冬の寒さ対策は行わずに育てました。昨年とは違い、桃達が成長して「木」になっていたのが理由の一つです。これだけしっかりしてきたから、ある程度のことが起きても耐えられるはず……と考えました。もう一つの理由は「日本には四季があり、そこを自然に乗り切れないのであれば自宅で趣味の範囲で育てる限度を超えてしまう」という思いです。
……とはいうものの、心配で毎日のように「枝だけになった木」を意味もなく覗き込んでいたんですけどね(^_^;)
桃の木に雪が積もる
私が桃を育てている愛知県の平野部では、この冬(2022〜2023年)は全体的に言えば気温が高い方で、一時的に訪れる寒波がえげつなかった……という印象でしょうか。
雪が降った年末、そして大寒波に見舞われた1月。雪が積もった日も、あえて対策はせず、ドキドキしながら見守りました。結果的に枝は元気なまま乗り切れたのではないかと思います。
枝の元気さの目安?
桃の木が本当に元気かどうか……正直なところ……分かりません。。
ただ、自分なりの見方があって、恐らく間違っていないと思うのでお伝えしておきます。ポイントは幹の色です。緑っぽいものや、やや赤みを帯びたものは、生気を感じます。他に「この部分は恐らく枯れたんだろうな」という枝があって、切らずに残していました。その枝とは明らかに色や「張り」が違います。
枯れた枝は、本当は切っておくべきだったのでしょう。でも……「いや、まだ枯れていないかもしれない」という諦めの悪さが「比較できるという意味では」たまたまいい方向に転んだのかもしれません(^_^;)
不安解消の「指標」
もし、色々な栽培の記録を見ていただいている人がいたら「また言っている」という話かもしれませんが……
私の不安解消の手段は
「信頼している園芸店に出かける」
ということです。
そこで売られている、同じもの(桃なら桃、りんごならりんご、ブルーベリーならできれば同じ品種のもの)を見て、プロが育てた植物がこの時期どういう姿をしているかを観察します。
「今はまだ枝だけでもいいんだな」「蕾が膨らんできているな」「芽が出てきているな」など見ながら、「我が子」の状態と比較できるのがいいですね。
私の行く園芸店では、日当たりの良さもあるのか、季節が少し早めに進んでいる印象を受けます。つまり「1週間か10日後くらいにこうなってくるのかな」という想定を立てられる感じです。
桃のこれからの管理
この辺りではそろそろ、寒くても余程でない限り氷点下にはならない時季に入ってきます。そうなったら、肥料をあげて水やりの頻度も少しだけ増やそうかなと思います。
ちなみに、冬場から今までは肥料を足さず、水やりも1週間に1〜2度程度です(降雨・降雪量、天気などにより変化させています)。
今年は鉢の植え替えはせず、このまま育てていくつもりです。
3月中旬の様子
上までは、2月下旬に書いたものです。今年は3月に入ったら暖かい日が続き、あっという間に芽が出て緑色が目立ち始めました。枝だけで不安だった、実質初めての冬。「あっ、生きている!」と実感できる瞬間です。
そして、3月初めに肥料を与えました。肥料は、果樹用と表示されているものを信じて購入したものです。
ここからは、葉っぱが育つにつれて水やりの頻度を少しずつ上げていくつもりです(現状はまだ変化なし)。
桃の花は?
当然ながら、花を咲かせたことがないので、今年咲くかどうかは判断できません。先程判断基準にしていると触れた行きつけの園芸店ですが、そこで売られているものは枝だけの状態で、今年花を咲かせることを恐らく想定していないと思います。ただ「今年は咲かないだろう」というのが私の予想です。「桃栗3年」といわれますからね。花が咲くのは早くて来年じゃないかなぁ。
もちろん、咲けば嬉しいんですけどね。