コーヒーの木を育て始めて3年。今は観葉植物として楽しんでいますが、いずれ実を成らせてコーヒー豆を取り、自家製のコーヒーを作りたい♪その思いを胸に、コーヒーの木の成長を見守っています。昨年までは冬場は室内で育てていたコーヒーの木。今年は木が大きくなったので、ベランダに温室を用意してそちらで育てることにしました。しかし……やはり「外のミニ温室」に入れるだけでは、室内で育てるほどの「寒さ対策」にはならないようです。
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コーヒーの木とミニ温室、その後
寒さが急に厳しくなった2023年の12月。コーヒーの木は葉っぱの色が突然変わり心配しましたが、ひとまず頑張ってくれていました。室内に避難する等の対策も考えましたが、そこから数日は厳しい寒さも多少落ち着いていたので、このまま温室でしばらくお世話を続けることにします。
ミニ温室内の寒さ対策
実は2年前の秋、まだ寒くない時期にミニ温室を出し、その中が灼熱の状態になって、中にいた種子から育てていた子達を一日で全滅させてしまったことがありました。そのため「暑さ対策」は気を配っていたのですが……考えてみれば昨年はそもそも出した時期が悪いのであって、真冬であれば本来暑さ対策なぞ必要ないですよね(ずっと直射日光に当たる条件下なら分かりませんが)。
冬場ともなれば、実際のところ温室内でも外と大差なく寒く、寒さに弱い植物にとっては過酷な条件になるのは確かです。そこで、温室に対策を施すことにしました。今回はコーヒーの木がいる背の高い温室のみで対策を行なっています。
栽培用ヒーターマットの導入
園芸用品をチェックしていて、冬場の育苗などのための、園芸用ヒーターマットの存在を発見しました。これを下に敷けば、多少温め効果もありそうです。レビューを見て良さそうだったので、早速購入しました。名古屋でも最低気温がマイナスになりそうで、その前に届くといいな。
ヒーターマット到着
「意外とコンパクトだな」という印象を初めに受けました。丸めてあるのがなかなか伸びず、どうしようかと思ったら……「温めれば自然に伸びます」と書いてありました(^_^;)
ええと……何か聞こえましたでしょうか。
とにかく、これを温室内に設置します。「外では使用しないで」と注意書きにあるようです。「外にある温室の中」はギリギリお許しいただけるでしょうか。
ヒーターマットの効果
初日「思ったより温かくないな」と感じました。ただ、冷静に考えれば、これ以上温度が上がると植物にとって良くないかなとも思います。その後見守っていますが、2日目以降じわじわと温室内に温かさを感じるようになってきました。まだそのマットが原因と決めつけられないところも残りますが、記事執筆段階で導入から5日、現状では「買ってよかった」と考えています。
ヒーターマット以外の防寒の方法
ヒーターマットの効果について語りましたが、ここで触れるのは「ヒーターマットでは防寒の役割を果たすことが難しいこと」についてです。
ヒーターマットは、基本的には育苗用のもので、暖房器具ではありません。たまたま温かいからミニ温室程度の広さならほんのり温めてくれるだろうと考えて購入しましたが、もしも劇的に温室内を温めたいのであれば、このマットだけでは物足りないかと思います。
コーヒーの木も、ひょっとしたら今回程度の寒さ対策では足りないかもしれません。そうなったら小さなヒーターとか(存在するかどうか分からず言っていますが)何か別の手立てが必要になりそうです。