食べた桃の種から、桃を育てています。2021年の夏に食べた桃を種から育てて、発芽から丸3年が経過、4回目の秋を迎えました。この夏、暑さからか色々な植物が枯れていく中耐えた桃達。前回の収穫以降のピンチと、そして植え替え・鉢のサイズアップの様子をお届けしていきます。 続きを見る
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種から育てた桃の収穫後
2024年夏。もう外では生きていられない程の暑さは、植物達にとっても同じだったのでしょうか。育てていた他の子達が、ほんの数日のうちにバタバタと枯れていってしまいました。桃達は大きくなって体力がついていた分生き残ったのでしょうか。
落葉と、弱っていく枝
生き残ったとはいえ、桃達もダメージはありました。葉が落ちていき、枝だけになった箇所も多く見られました。もうこの辺りは写真を撮る余裕もありませんでした。弱っていくところで肥料をあげるのも逆効果になりかねない。もうひたすら水をあげて、涼しくなることと耐えてくれることを祈るしかありません。
2024年、いつまでも暑い日々
カレンダーでは秋のはずなのに、気候は夏のまま。2024年の気候は更にダメージを与えてきます。それでも、一番暑い時期を生き残った子達は桃も含めみんな耐えてくれました。それにしても、これからもこんな気候が当たり前になっていくのでしょうか。そうだとしたら、何か特別な対策を立てないといけないのでしょうか。大きくなってきて室内での栽培が現実的でなくなった今、ちょっと方法が思い当たりません。
蟻の発生とマルチングの効果
夏場に入り、蟻の存在は気になり始めていました。しかし、それどころでなかったこともあって放置していたのですが……あまりに数が増えて駆除することにしました。蟻はマルチングの木片に入り込み、ちょうどいい隠れ家になっていたようです。ここで、少しマルチングについて思うところが出てきました。
マルチングのメリット
マルチングの一つ目の効果は、冬場の寒さの緩和です。覆う木片が表面の上の寒さから守ってくれます。二つ目が、夏場などの虫対策。コガネムシなど、土に卵を産んで、かえった幼虫が根を食い荒らしてしまうことがあります。マルチングをすると、木片が邪魔をして土に産卵できなくさせられます。あとは保湿効果もあるのかな。他もあるかもしれませんが、ひとまずこんなところでしょうか。
我が家にマルチングは必要か
マルチングのデメリットは、先程のように、小さな生き物の隠れ家となることでしょうか。蟻の発生が直接植物に害があったかどうかは不明ですが、発生しないに越したことはありません。また、土の表面が見られないのもデメリットだと思います。肥料も撒きにくいですね。
こういったデメリットは直接感じました。それでは、それを上回るメリットがあったかどうか。まず寒さについて考えます。桃はある程度寒い地方で育てられています。そのため、温暖な愛知県ではむしろ寒さ対策は必要ないのではないでしょうか。次に、虫についてです。ここは住宅地で、我が家の環境ではあまり大きな虫の存在は気になりません。であれば、それほどナーバスになることもないように感じます。
マルチングを取ってみる
マルチングについての結論を出す前に、桃の状態確認のためにマルチングの木片を取り除いてみました。
やはり、表面を確認していないうちにかなり根っこが伸びてしまっています。植え替えと鉢のサイズアップを即決するのと同時に、このとき、しばらくマルチングなしで育ててみようと決めました。
種から育てた桃、4年目の鉢の植え替え
植え替えの様子はYouTubeで配信しています。
こうなってみると、今年の春か去年の秋に植え替えをしておくべきでした。根が鉢いっぱいにびっしり張っている子もいて、これも弱っていた原因だったのかもしれません。
これで弱っていた子達も復活してくれるといいな。しばらくは植え替え後の様子を注意深く観察していかなければなりません。
桃の元の住処には
これで、桃達がいた鉢が4つ空くことになりました。そのうちの1つに、さくらんぼを入居させています。2年目のアメリカンチェリーをこの夏に枯らしてしまい、まだ不安だらけですが……軌道に乗ったらさくらんぼもシリーズ化していくつもりです。
あと3つの鉢は検討中ですが、あんずとプラムにしようかなと考えています。
桃の住処、その後
上からさらに2か月程経ちました(^^;
桃の住処だった鉢にも、それぞれ果物たちが入って生活を始めています。そろそろ1か月近く経ったので、植え替えも無事うまくいったのだろうと思っています。