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アラフィフ世代にもお勧めの映画!「黄昏(1981)」

まだまだ我慢が必要な今、お勧めしたい映画

初夏の陽気に誘われる時期になると、例年であれば、どこかに出かける予定を立てる人も多いでしょう。また、これから暑くなっていく時期でもあり、避暑地への思いが強くなる頃ともいえます。今年は色々あり、我慢が必要な時間が続いていますが、せめて映画の世界だけでも、別荘へと出かけてみませんか?

というわけで、今回は「黄昏〜On Golden Pond〜」を紹介します。別荘でのひとときを感じながら、老いや家族の絆、交流などの多くのことを考えさせてくれる作品です。アラフィフ世代にも、1人で観ても家族で観てもお勧めできる作品です。ステイホームのお供にいかがですか?

それでは、今回も最後までお付き合いください。

ブログ登場人物紹介

Taka

ブログ執筆者。映画は比較的古い作品が好きな傾向がある。

ここ15年くらいの作品には疎いけれど(^^;) それ以前のものを中心に紹介します。

Taka
もっとたくさん映画観たいなぁ

Taka嫁

Takaの「管理者」的存在。Taka以上の映画好き。

独身時代に収集した数々の作品を観て、Takaの映画好きが加速した。

Taka嫁
録画してブルーレイに溜め込んである映画

いっぱいあるじゃない

Taka娘

生意気盛りの一人娘。Youtubeに夢中で

映画には興味無さそう・・・

Taka娘
私が録りたい番組を録れるだけの

メモリがあれば何でもいいよ

「黄昏~On Golden Pond~」について

「黄昏~On Golden Pond~」は、1981年に制作された映画です。

Taka娘
どうしてさっきから一々後ろに英語入れてるの?
同じ「黄昏」というタイトルの映画があるんだよ。

そちらは1952年にアメリカで制作された作品でね

Taka
Taka嫁
和訳が同じだけで、英語のタイトルは違うのよね
なんだ。お父さんが格好つけてやってるのかと思った
Taka娘
Taka嫁
確かにいかにもやりそうだけど、今回は違うわね

・・・まあ、一々後ろに付けるのも大変なので

ここからは本文内では「黄昏」だけにしますね。

Taka娘
ひょっとして、お父さんいじけたの?
Taka嫁
大人げないわね

・・・映画のお話です。

内容

夏に湖畔の別荘で過ごす老夫婦ですが、夫のノーマンは老いが隠せず日常生活でも不安を抱え始めていました。そこに、娘(チェルシー)と婚約者が、連れ子の男の子(ビリー)と一緒に別荘へとやってきます。元々確執があった父と娘の関係はぎくしゃくしたまま、チェルシーはビリーの世話を両親に頼んで婚約者と新婚旅行(?)に出かけてしまいました。祖父と孫といっても、血のつながりは全くないノーマンとビリー。当初はぎこちない関係だったものの、マス釣りを通して仲良くなっていきます。チェルシーが旅行から帰ってから、父と娘を含む家族の関係はどうなっていくのでしょうか?

キャストなど

ノーマン役のヘンリー・フォンダは、荒野の決闘十二人の怒れる男などに出演していますね。あと、自分が観た映画の中では、戦争と平和でもオードリー・ヘプバーンと共演しています。エセル役のキャサリン・ヘプバーンといえば、真っ先に浮かぶのは旅情でしょうか。そして、娘のチェルシー役で出演しているジェーン・フォンダはヘンリー・フォンダの実の娘・・・ということは、実の親子が親子役で共演しています。しかも、実生活でも共演前までは確執があったという話です。この辺りも少し頭に入れて観ても、見方が変わって面白いのではないでしょうか。

「黄昏~On Golden Pond~」をお勧めする理由

老いと向かい合う、夫婦の姿

アラフィフ世代であれば、そろそろ両親が主人公の夫婦と同じ年代にさしかかる頃でしょう。まだまだ元気でも、いずれは通る道。この夫婦の姿は、理想像と思う人も多いのかもしれません。特に、妻のエセルが献身的に夫を支える姿は、頼もしさすら感じます。夫婦の関係など、皆さんの家族と多少は違うところがあるでしょうが、親を思いながら観ると思うところも多いのではないでしょうか。ノーマンの危なっかしさや頑固親父っぷりにイラっとすることもありますが・・(^^;)

画面を見ていても癒される、別荘地の湖畔

別荘の周辺は緑が多くあり、湖では釣りをしたり泳いだりできる、避暑地として最高の環境といえます。一緒に別荘地に出かけて、音声を通じて自然も感じられる映画です。また、個人的には、現実離れした絶景ではない点もいい効果を与えているように思います。どこか近隣の避暑地でも似た場所がありそうな「親近感」が、かえってそこに出かけているような感覚が強くなっているように感じるのです。今の騒動が収まったらこんな場所に行きたい・・・そう思わせてくれる光景です。

親子の関係に・・・

ノーマンとチェルシーのうち、どちらに共感できるのか、それとも全く違う感情を持つのか。それぞれの環境によって見方は変わるでしょうが、お互いに対する感情を見直すきっかけにはなりそうです。映画の中では、衰えつつある父親の姿を見ると「時間が無くなっていく」ことに現実味を感じます。元気なときにはイライラする頑固親父であっても、やはり実の父親ですからね。そして、ノーマンも結局は娘のチェルシーに頼っている自分に気付きます。こうした親子のシーンを見ると、娘目線で見てみたり父親目線で見てみたりして、実生活でも親との関係を考えるきっかけになります。

さいごに

タイトルについて、自分も

「何で元々他の映画に付いているタイトルを付けたんだろう」

と思っていたのですが、実際に観て納得しました。

人生の黄昏とか、色々な意味がかかっているんですね。

作中の二人だけでなく、実際の父娘にとってもこの映画は意味のあるものだったことが窺えます。

というわけで、今回の作品紹介はここまでです。

Taka
次回はそろそろ邦画も紹介しようかな
ここまでずっと洋画だったもんね
Taka嫁
Taka娘
私はどっちでもいいけどね。興味ないし

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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