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秋の国道153号線ドライブ~信玄塚と浪合関所跡を訪れる~

秋の国道153号線をドライブして、紅葉と歴史を堪能するシリーズ。今回は武田信玄の足跡を辿った目的地についてお話を進めます。過去のドライブ記事は下のリンクをご覧ください。
秋の国道153号線ドライブ~武田信玄の足跡と紅葉を見つける旅~






 

信玄塚


今回のドライブ全体で最初の目的地は、国道153号線沿いにある信玄塚です。愛知県新城市にある信玄塚を訪れた際に「東三河や南信州でよく見る気がする」と話しましたが、ネット検索すると主に出てくるのは新城市とここの信玄塚。たくさんあるのではなく、どうやら「たまたま」のようです。

到着


ひっそりと……それでいて、歴史好きなら見逃さない程度の存在感をもって佇む信玄塚。国道153号線では標識とともに、本線からも見える場所に大きな看板があり、目的地とするなら分かりやすいでしょう。

しかし……はっきりとした駐車スペースがないのは焦りました。

駐車

訪れた2022年10月下旬現在、信玄塚の前の道はたまたまその先が工事によって通行止めになっていました。「行き止まり」でたまたま車を停めましたが、道が開通したらどうすればいいのでしょうか。
帰ってから駐車スペースを確認してみましたが、反対車線から入った道に多少駐車できるスペースがありそうですね。ただ、私がこの目で見たわけでないので何とも言えない点はご容赦ください。あと、近隣の方の迷惑にならないよう、自己責任で駐車してくださいね。
ちなみに、私の後に来た方は国道から入ってすぐの少し広くなったスペースに停めていました。私のように「史跡に長く居ても飽きない」奇特な人間(自分で言うな)でなければ、滞在は10分あるかどうかだと思うので、それもいいかもしれませんね。

信玄塚を歩く


「歩く」といってもさほど距離はありませんが、ちょっとした山になっているので階段など足元にはご注意ください。
看板があり、信玄塚の説明が書かれています。

説明によると、この地で武田信玄が亡くなった、とのこと。武田信玄は死を隠すよう言い残したこともあって「亡くなった地」については諸説ありますが、この辺りで亡くなったという説はかなり有力とされています。

信玄塚は元々別の場所にあったようですが、どちらにしても歴史的に重要「かもしれない」場所です。

祠と宝篋印塔


宝篋印塔(ほうきょういんとう)とは、亡くなった人などを供養する塔のことです。この塔自体はかなり古く、身分の高い人を祀ったもので、室町時代後期のものと書かれていました。それでは、この塔が武田信玄を祀ったものかどうか。歴史の謎が完全に解明されることはあるのでしょうか。
写真では見辛いですが、後ろに描かれた肖像画はいつのものでしょう……こちらはすぐ解明されそうな気もしてきます(^_^;)

お地蔵様


優しいお顔をしていますね。どちらにせよ、長年この地で見守ってくれていたのでしょう。

右のお地蔵様のお写真を撮らなかったのは不覚……

その奥は……

一応、道はありました。しばらく進むと湧水が流れを作り始めて「源流」のような光景が見られます。マスクを外し、森の香りとマイナスイオンを感じながら……ただ、武田信玄とはもう関係ない場所のようですね(^_^;)
その先は何もなさそうだったため、そこで引き返しました。

逸話を少し

この近辺には「横畑」という地名がありますが「本来は『横旗』で、武田信玄が亡くなったときに旗を横にしたことから地名が付けられた」という言い伝えがあるようです。
横にされた風林火山。志半ばで息絶えた武田信玄と家臣達。言い伝え通りであったのならば、この地で何を思ったのでしょうか。少なくとも、さぞ無念だったであろうことは推測できます。

国道から信玄塚近辺を見る


信玄塚から少し離れて、国道を渡って撮影してみました。

この近辺は武田信玄を連想する絵や地名が多いですね。

国道153号線のこの辺りは結構飛ばす車もいるので、脇見運転しながら通るのは危険です。この場所に少しでも興味ある方は、駐車スペースと周囲の車に気をつけながら、一度車を停めて散策することをおすすめします。

浪合関所跡に向かう

信玄塚をあとにして、国道153号線をそのまま飯田方面に進むと、平谷村を越えて阿智村に入ります(この辺りで寄ったスポットは「紅葉編」で紹介します)。
今回の最終目的地である治部坂高原をいったん抜けてしばらく走り、浪合の役所方面に向かうのですが……ここでとんでもない落とし穴が待っていました(2022年10月末の情報です)。

またしても駐車場探し

案内の通りに進んでいくと、狭くなっていく道。その辺りは事前に調べてあったので、覚悟はしていました。それでも「駐車を想定したスペース」はなかなか見つけられません。行き止まりになった道をバックしつつ、やっとスペースを見つけ、いったん駐車。念のため、たまたま出会った近隣の方に
「浪合の関所跡を見に来たんですけど、あそこにしばらく車置かせてもらって大丈夫ですか?」
と尋ねてみました。

仕切り直し(ご親切な方に感謝)

お声がけしたのは、ちょうど帰宅されたところだったお二方。私の問いに少し考えられるような仕草をした後、思わぬお答えをいただきました。
「車は大丈夫ですよ。大丈夫ですけど……浪合の関所跡、この道からは今行けないはずですよ」
な、何だって?
いやいや、私は標識に従って辿り着いたし、他の方のブログ記事などでもここから行けると書いてあったし。
そんな言葉を出せず、口をあけて(いたかどうか分かりませんが、気分的には全開でした)立ち尽くす私。
「そこまで行く橋が老朽化して、架け直しているから今通行止めのはずです」
肩を落としていると、そのご親切な方は「別ルート」を教えてくれました。
「国道153号線に戻って左折して(治部坂高原方面)、しばらく行くと集会所があるから、そこの駐車スペースに停めて行くと行けますよ」
ご親切な地元の方。もう、武田信玄よりも貴方の方が私にとって偉大です。本当にありがとうございます。
(繰り返しですが、上記は2022年10月下旬現在の情報です)

国道153号線沿いの集会所

お礼を言ってその場をあとにし、再び国道153号線に戻ります。「民家が3軒建っている場所」と教えていただいて、すぐに「これだ」と分かり駐車。

看板もあるので、駐車を想定したスペースと推測できます。
もうしつこいですが、親切なお二方に感謝しつつ……関所跡への道標も見つけて一安心。

教えていただいた通り、吊り橋を通って山道を歩きます。

幻想的とも言える山道の風景


日頃ビル群に囲まれて仕事をしている人間からすると、この一帯全てが既に別世界なのですが、歩いて関所跡に向かう道はそれに輪をかけて幻想的に感じました。

これは恐らく写真では伝わりきらないと思います。ライターをやっていますが、実力不足もあって、文字でも伝えきれません。
え? それでも何か言えって?
「すげ〜」
これでどうでしょう

Taka娘
どうもならんね

恐らく、この風景は江戸時代……いやいや、戦国時代やその前の時代から何も変わっていないでしょう。ネズミさんのテーマパークや最近近隣にできた「となりの」テーマパークなども素敵ですが、歴史好きの私からすればこの道も立派なテーマパーク。何百年もの月日をタイムスリップしてきたような光景にワクワクが止まりません(変態)。

波合関所跡

過去と変わっていないであろう道を一歩一歩踏みしめながら進む山道。「このままこの風景が続いてもいい」という思いと「帰路の歩行距離」に対する不安が交錯し始めた頃、関所跡の門が見えてきました。

当時の建築物でないにしても、雰囲気を充分伝えてくれる関所跡の門構え。

喜んで撮影しまくり、気付けば似たような写真ばかり溜まっていきました。

教えていただいた通行止め

興味あって、いったん関所を抜け、最初に行こうとしていたルートを見に行きました。
本当だ……

あのお二方にお会いしていなかったら、私はどうしていたでしょうか。

Taka娘
強引に完成前の橋を渡った
Taka嫁
木を蹴り倒して渡れるようにした
Taka娘
谷に降りて川にジャブジャブ入って渡った
Taka嫁
ムカついて橋を壊そうとして捕まった
君達は私を何だと……
Taka
Taka娘
歴史好きの頭のおかしなおじさん
Taka嫁
一応お父さんなんだから「頭のおかしな」は思うだけにしておきなさい
Taka娘
は〜い
いや、色々ちょっと待て
Taka
Taka嫁
何が?
一応とか、思うだけとか
Taka
Taka嫁
あら……ごめんなさい。思うだけにするつもりがついつい

浪合関所について

さて(強引に話を戻す素敵な2文字)。

浪合関所は、武田信玄が統治していた時代にできたそうです。その後、江戸時代にも関所として機能し、この地を通る人々を監視しました。「入り鉄砲に出女」という言葉は、江戸時代の関所を説明する際によく出てきますね。随分厳しく取り締まられたようです。

次回は「紅葉編」をお伝えします。
滝や高原の紅葉などの写真も満載でお伝えする予定です♪




Taka嫁
歴史好きさん、今回は変なスイッチが入ったわね
Taka娘
本性が出たよね。頭がおか
Taka嫁
めっ!
Taka娘
おっと
ん?どうしたの?
Taka
Taka嫁
何でもないよ♪
Taka娘
歴史に詳しくてカッコいいな~って♪
Taka
はっはっは、よく分かってるじゃないか
Taka娘
()
Taka嫁
()
ん?
Taka
Taka嫁
いや、ちょっと「思うところ」がね
Taka娘
そうそう。「思うところ」

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