ブルーベリー栽培記録の第16弾 続きを見る
2023年。今年は本当に暑いですね。一日単位で見ると、40度を超えるような猛烈な暑さはなかったとはいえ……人も、そして植物達も、かなりダメージを受けています。
栽培している地域は愛知県
育てていた品種は
サザンハイブッシュ系
オニール
ハイブリッド系
ピンクレモネード
ラビットアイ系
ブライトウェル
です。
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「家庭菜園」記事一覧
オニール、枯れる
私なりに大切に育ててきました。最も好きな味で、差をつけていないつもりではありますが、一番手をかけていたように思います。それがその子にとって良かったのかどうかは分かりません。植物の「あるある」で、手をかけすぎ(たとえば水のやり過ぎ)で枯れることもありますからね。それにしても……
ここから少し、枯れていくまでの過程を綴っておきます。「危険信号」など、読んでいる方の参考になれば、せめてもの救いになるかな。
葉焼けする
そもそもの始まりは、前回触れた「葉焼け」です。なんとか元気になってもらおうと思い、日陰に移してお世話してきました。
日陰に移すと、水はけが多少変わります。ここで水を今までと同じ頻度・量であげると、水のやり過ぎに繋がる可能性があります。そこで、水やりを基本的に2日に一度にして、表面を毎日触って様子を見ました。
徐々に色を変えていく枝
しばらくして、一つの枝に変化が見られました。緑色の枝が見る見るうちに黒ずんでいきます。これはもう明らかな異常事態……その枝の部分は、すぐに葉っぱが枯れてしまいました。この時点で何かすることがあったのかな……私は、病気の可能性も考えて、ひたすら枯れた部分を取り除いていました。
水を吸わなくなった
色々あがいていましたが、あるときから鉢の底に水が溜まるようになりました。それだけ水を吸う機能が無くなった証拠なのでしょうね。ある程度覚悟を決めた瞬間です。
一気に全て生気を失う
ブルーベリーって、枯れるときは早いですよね。「突然死」なんて例えているものもありますが、わかる気がします。その中で、今回はまだ「徐々に来た」方ではないかと思います。それにしても、ある一時期からの進行の速さは「らしい」ものでした。
その他のブルーベリーと、これから
これで、我が家のブルーベリーはラビットアイ系のブライトウェルとハイブリッド系のピンクレモネードだけになりました。正直なところ、今はまだどうしようか迷っているところです。迷う原因は受粉の問題です。
ラビットアイ系とハイブリッド系の受粉
ピンクレモネードは問題ないでしょう。元々ラビットアイ系の子の花で受粉していました。問題はラビットアイ系の子です。ハイブリッド系の花粉で受粉するのでしょうか。これから色々調べてみようと思いますが……自分で検証してみるのもいいかなとも思っています。今年、ブライトウェルはたくさん実をつけてくれました。来年もし実がつかなくても、一年休ませてあげるのもいいかもしれません。
もう一つの方法は、実家にあるラビットアイ系の子達と一緒にすることです。実家でもブルーベリーをうまく育てていて、両親も気に入っているようです。それならもう2つ「嫁入り」させてしまってもいいのかな……という思いもあります。
もう少し時間をかけてじっくり考えます。
今後のブルーベリー栽培
今のところ、育てる子を追加するつもりはありません。気候なのか育て方の問題なのかは分かりませんが、今以上に手をかけることはできないし、これで枯れるならいくつ育てても枯れると思うからです。
これからは、今いる子達が元気に育つ方法だけを考えようと思います。その為には、3度目の冬越しの準備ですね。今年は少し多めに剪定するつもりです。