ぶどうを種から育てるシリーズ。2022年晩秋に発芽した巨峰の様子をお送りしています。二度目の夏、そして秋……今年は異常な暑さのせいか、あるいは何か育て方に問題があるのか……育てている多くの子達がダメージを受け、かなりの子が枯れてしまいました。意気消沈していますが、残っている大切な命を繋ぐために水やりを続けています。ぶどうも一時期諦めかけましたが……ここまでの様子をお伝えしていきます。 続きを見る
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葉が茂る春
ぶどうの剪定がうまくいったか不安になる中、無事発芽して二度目の春を迎えたところまで前回お伝えしました。春になって緑も多くなりましたが、喜びも束の間、少しずつ心配材料が浮かんできます。
ツルの先の元気が無くなる
初夏に差し掛かるところで、ぶどうが急に成長の勢いを止めてしまいます。元気に伸びていたツルが萎れて、巻き付かなくなってきました。そのうち先端の新しい葉っぱも枯れ始め……明らかに対策が必要な状態です。思い当たるのは一つ。この秋に行おうと思っていたことですが……
種から育てたぶどう、鉢のサイズアップ
少し遡って話をすると、実は巨峰がここまで大きくなるとは想定していませんでした。種から芽を出した他の子達は全て枯れて、巨峰以外の品種も全滅。「この子も頑張って育てるけど、どこまで育つか」というのが本音だったのです。そこで……というわけでもなかったのですが、鉢は元々あった百均の小さなものを使っていました。そこで、今回しっかりした大きめの鉢に植え替えることにした……というのが話の経緯です。
植え替えの様子
YouTubeで配信しました。
植え替えは他の子達ではしていますが、ツルのある子は初めて。しかもYouTubeで動画を撮りながらもまた初めて……初めてづくしで色々失敗もしながら完了。
水をやって肥料を与えるところまで配信すべきだったかもしれませんが……次への課題です(^_^;)
植え替えの後
ひとまず、元気は取り戻してくれたと思います。ただ、すぐに分かるものでもないので、しばらくは見守っていかなければいけないですね。
数週間経ち、そのまま元気にいてくれるので、とりあえず「失敗ではなかった」ことは確定でいいのかなとこの時点で判断しました。
種から育てたぶどう、試練
種から育て、発芽してこの秋で2年。細かい部分では色々ありながらも、全体としてここまで順調に育っていたぶどうに試練が訪れました。2024年の夏本番を迎えた頃の出来事です。
次々と枯れていく果物たち
2024年の夏。異常な暑さのせいでしょうか。または、ここまで手探りで育ててきた私の育て方のツケが一気に出たのでしょうか。まるで示し合わせたかのように、手をかけていた種から育てた果物たちが一斉に元気をなくしていきました。あっという間に枯れてしまった子、徐々に元気をなくしてしまう子……もうひたすら手入れをし、祈るしかない日々です。そして、ぶどうも……
ぶどうの葉、すべて落ちる
手入れも虚しく、ぶどうの葉っぱは全て色を変えて落ちてしまいました。もう他の子も含めて、ショックで写真を撮る気力も無くなってしまったのでこの頃の写真はありません(^_^;)
もう枯れてしまったのか……ただ、ぶどうは枝と茎にまだ張りがあって生きている気配を感じたので、引き続き水を与えながら様子を見守ります。
種から育てたぶどう、復活
諦めかけた頃、ぶどうの枝の先端あたりから葉っぱの姿を確認しました。ひょっとしたら……という希望を胸に、今までより少し多めに水を与えていきます。そのうち他の芽からも葉っぱが出始め、10日ほどですっかり緑を取り戻しました。
「良かった」というのが正直な感想です。
種から育てたぶどう、冬に向けた疑問
2024年9月下旬。ぶどうは元気を取り戻していますが……ここで少し疑問が出てきました。ぶどうはこの後秋になると落葉していきます。そして、枝だけになった冬場にはまた剪定が必要になるはずです。そのとき、下の方に芽が確認できない現状で、どこから剪定すれば良いのでしょうか(本当は写真に見えている幹のところから剪定したいけれど、芽が確認できないから来春芽が出てこなくなるのではないかと不安)。今結論は出ていませんが、ここから色々調べて剪定の方法を確認していこうと思います。
ここまでの手入れは、ひたすら水をあげたくらいです。本当は夏から秋口にかけて肥料をあげるつもりでいました。しかし、植え替えを行ったときに肥料をあげていたのと、その後上記の「試練」があったので体力的なことを考えて、肥料はあえて控えています。今年はこのまま水を与えつつ冬を迎えていきたいと考えています。