食べた桃の種から、桃を育てています。2021年の夏に食べた桃を種から育てて、発芽から3回目の春を迎えました。この春、ついに開花した桃。他の3つの子も含めて、それ以降の季節を過ごしてきました。 続きを見る
まずは春から初夏にかけての桃の様子をお届けします。
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種から育てた桃、小さな実の成長
桃の花が咲き、そして散っていった4月中旬。その花の跡には高確率で「膨らみ」が見られました。当初は自家受粉しないだろうと勝手に思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。
膨らみの成長は本当に早く、「日に日に」という言葉を実感するほどのものでした。
種から育てた桃、実の大きさの記録
実際に実の大きさを測ってみました。
4/17 1.5
4/19 1.8
4/22 2.0
4/25 2.2
4/28 2.5
なかなか楽しい計測で、毎日桃を見るのが本当に楽しみでした。
白い物体
桃に限らず、今年は「白い物体」に悩まされました。カイガラムシ? それとも他の害虫? 駆除しても駆除しても発生する物体……ただ、実のこともあるので薬剤は使用せず、地道に取り除く作業を繰り返しました。7月中旬以降、8月になってもまだ発生してきていますが……一体何なんでしょうね。
種から育てた桃、摘果
花が咲き実をつけた子は、まだ丸3年の子です。全部の実が大きくなってしまうと体力的なことも心配……ということで、本やYouTubeを参考にして「摘果の真似事」のようなことをしてみました。ただ、見ていると明らかに元気な実と、ちょっと小さすぎる実があるように感じます。そこで、今回は小さな実を摘むことだけを考えることにしました。
摘果の時期
花が散り、実らしきものを発見してからおよそ3週間後に摘果を行いました。本などを見ると、ばらつきはあるものの、だいたいこの前後の時期が勧められているように感じました。暦でいうと今年は5月入ってすぐくらいですね。
摘果はこれで良かったのか?
摘果してしばらく経ち、残した実のいくつかの成長が止まり、萎れ始めました(写真は「上向き」で摘果対象のものなので、その前に萎れていた実を写したものだと思います)。初めは焦ったのですが、元気な実は元気なままです。ということは、体力に合わせて自分で判断して(?)実を落としたのかもしれませんね。もしそうだとしたら、摘果をわざわざする必要があったのかな……この辺りは来年無事にまた実をつけたら考えてみたいと思います。
色々見ると、摘果自体が必要であることは間違いなさそうです。問題は時期。この「自然落果」が終わってからでも良かったのかな。
こちらの写真手前(上)が萎れてしまった実ですね。
あと、本来は摘果しなければいけないと書かれていた「並んで成っている実」(下の2つ)ですが、2つとも元気だったのと、さくらんぼみたいという「遊び心」も手伝って今回は残してみました。この辺りはまた次回のお話につながります。
ここまでのお世話と今後
まずは初夏までの記録をお伝えするのですが、端的に言えば今までと変わりはありません(^_^;)ひたすら水をあげ、そして肥料はこの時期は与えず。元気なうちはこのスタイルのまま行きたいと思います。今後……初夏から今までのお話ですが、水を絶やさないことと、あとは実が大きくなってきたら袋を被せる作業を行おうと思い、桃用の袋を購入してきました。
この話は次回お伝えします。