桃の栽培、今年試しにもう一度やっている休眠打破の途中経過をお伝えします。愛知県では、これを撮影した9月14日現在ではまだ桃が売られていたので、休眠打破で桃を種から育てたいという人はまだ間に合うかもしれません。
休眠打破の方法などは、下のリンクを参照してください♪
休眠打破の方法は1・2・番外編で詳しく触れています。私が一番やりやすかったのは、紹介している方法でした。この方法が全てではないと思うので、ご自身でやりやすい方法を見つけてくださいね(大きな種のまま行う方法や、中の薄い皮も剥がす方法などがよく紹介されています)。
食べた桃の種から、桃を育てる
食べた桃の種から、桃を育てる2~発芽と冬越し~
食べた桃の種から、桃を育てる~番外編・休眠打破の方法~
食べた桃の種から、桃を育てる3~1年目の冬場の乗り切り方~
食べた桃の種から、桃を育てる4~桃の成長と、はじめての夏~
食べた桃の種から、桃を育てる5~初夏に気付いた異変と対処法~
食べた桃の種から、桃を育てる6~真夏の果実……は、いつできる?~
桃の種、約1カ月経過
早い子は7月頭に、遅い子は8月中旬以降に、冷蔵庫で冷やし始めています。休眠打破の時間は約2カ月といわれていますが、一番遅く冷やし始めた種を基準にしていきたいと思っています。でも……本当に芽が出るのかどうか、この時期が一番不安なんですよね。
桃の種、冷蔵庫から取り出す
冷やしている桃の種の様子を確認します。
汚い字はお許しください(^^;)……だって滑って書きにくいんだもん(言い訳)
あと、念のため以前の記事からの繰り返しを書いておきます。食べた桃の種で、同じ品種の子ができる可能性はかなり低いそうです。それでは何故袋に品種を書いたのか……「あの時に食べたものの種」と分かると、何となく愛着が沸くのではないかと思っただけです(^^;)
品種などの話はさておき。最も確認しなければいけないのは、カビの存在です。あとは、種が腐っていないか確認することも大切ですよね。とにかく、ここで順調に進んでいるのか見極めないといけません。
冷蔵庫にいた桃の種の様子
正直なところ、今年は生存率が低そうです。理由としては、1年目は「うまくできそうだと思える種を選んで冷やした」のを、今年は検証のために「手当たり次第に冷やした」、というところが最も大きいと思います。今のところ、割って中身を見たときに形が整っていない子は、やはり発芽する可能性は低そうです。
冷蔵庫から出した桃の種の手入れ
まず、周囲に多少カビが生えていた場合、そのカビを取り除きます。
カビ入りなので、画像を小さめにしますね。
ただ、種はしっかりしているので、種自体は現状大丈夫という判断です。
キッチンペーパーをそのまま使うのであれば、カビが生えた場所から位置を変えておいた方がいいでしょうね。できれば、新しいキッチンペーパーを湿らせて使った方がいいですけどね。次に、湿らせ具合の確認です。乾いているようであれば、冷やし直すときに少し水を含ませてあげるといいかと思います。
もう1つ、小さな画像で。
この子達は黒ずんでいて、恐らく生きていないと思います。
中身も入っていない感じでした。
前述のとおり、割った段階で種の「薄さ」は感じていたんですよね。まだ結論は出しませんが、現状では「種がしっかりしていないものは望み薄」という仮定は成り立ちそうです。まだ検証段階のため、結論は次回に持ち越しますね。
これは順調にいっているものですね。キッチンペーパー越しですが、この状態でも元気なのは確認できるので、あえて剥がして確認することはしませんでした。
こちらも順調な子ですね。周囲が少し……ひょっとしたらカビになるのかなという黒ずみが点々としていましたが、あと1カ月耐えてくれると判断……一応その周囲からは種の位置を外しておきました。
全てをもう一度冷蔵庫で冷やす
写真のところでも触れていますが、この時点で「厳しい」という種がいくつかありました。普段であれば、こういう種はこの時点で処分でいいと思います。ただ、今回は検証も兼ねているのでこのまま全てをもう一度冷やすことにしました。
もちろん、種の形状が変わっていないものは順調と判断して、そのまま冷やしてあと1カ月待ちます。
冷蔵庫の野菜室の端。
見にくいですが、奥の青い線が入った袋が種たちですね。
あと1カ月、じっくり待機
あるいは、もう少し待ってもいいかもしれません。去年も何だかんだで取り出す予定が合わず、2カ月半くらい冷やしていたような気もします。どちらにしても、この時期は不安を打ち消しながら信じて待つしかないですよね。また1カ月・または1カ月半後に状況を確認します。