夏の国道153号線
名古屋市から長野県阿智村の治部坂高原まで
ドライブした際の様子を、数回に分けて紹介しています。
今回は第2弾。
豊田市の勘八峡付近から
足助を越えて伊勢神トンネル付近までの道のりを紹介します。
※予告では「どんぐりの里稲武」まで行くつもりでしたが、その前で切ります。
前回のお話は下のリンクからどうぞ。
国道153号線を走る・その1【2022.8.始点~豊田勘八峡】
緑の中、増える上り坂
勘八峡付近を越えると、今までの道とは異なり、アクセルを踏む時間が長くなってきました。8月上旬の平日。あまり交通量もなく、周囲の緑を四方から感じられて気持ちのいいルートです。坂を上っていくにつれて気温も下がっているんだろうな……と期待も膨らむ道中。道沿いの主に山側はコンクリートの土留めが目立ち、まだまだ「大自然のど真ん中」という雰囲気はありませんが、日頃ビル街の景色に見慣れた目には十分な気分転換になるでしょう。
そして、左手に猿投グリーンロードの力石インターの出入り口が見え、上を走ってきた車とここで合流します。
廃線の跡を横目に
力石インターで自動車専用道路を走ってきた車と合流したあと、しばらく道沿いに住宅やお店も目につく「生活道路」が続きます。遠くの風景は緑が多く、自然を感じられるいい道ですね。そして、まだまだ緩やかな上り坂は続いています。
この辺りから、左手の奥に廃線の跡が見えてきます。名鉄三河線で廃線となった区間です。足助近くの「旧西中金駅」には駅舎の跡もあり、線路のあった土手を見ると、遠巻きには今でも電車が走っていそうな錯覚すら覚えます。
本当は、どこかで車を停めて写真を撮りたかったのですが……いい場所が見当たらないうちに通り過ぎてしまいました。
山あいの道を進む
この辺りの住宅は……想像ですが、農家さんでしょうか。情緒ある住宅や蔵などの姿も見え、長閑な光景が続きます。そして、桃や特産物の直売所などの姿も目に入るようになってきました。はっきりと「ここから」という記憶はありませんが、ゴルフの案内板が増えてきたなとも感じられます。道沿いからは常に田園地帯が見え、自然と一体化した生活の様子が分かります。
香嵐渓を右手に見ながら
国道153号線、今回足助ではバイパスを通っていきました。旧道を通れば足助の旧市街を横切っていきますが、そのルートはまた別の機会に通ることとします。香嵐渓は、東海地区有数の紅葉の名所として知られていますが、私個人は新緑や夏の方が好きですね(何より人が少ないのが良い(^^)←人混みが苦手 笑)。あとは、2月前後に街道沿いで行われている「中馬のお雛様」も風情があっておすすめです。
今回は通らなかったので写真がありませんが
数年前の夏に撮影した写真をつけておきます。
愛知県民にはおなじみの光景、かもしれません(^^;)
この辺りは宿もあるかもしれませんね。
地方の方であれば、一泊しても面白いと思いますよ。
さて、話題を今回のドライブに戻します。
さらに標高は上がる
バイパスは香嵐渓へ向かう道と分かれるとすぐ、トンネルに入ります。そこから先はまた標高が高くなり、複数のトンネルへの出入りを繰り返しながら進む道。登坂車線の姿も目立つようになりました。そして、この辺りからでしょうか。高いと思っていた周囲の山々が丘のように、そして近くに見えるように感じられてきました。まだまだ標高はここから高くなるとはいえ、大分山を上ってきたことがうかがえます。道沿いでも家が少しずつ少なくなっていき、すぐ間近に自然や農地が見られるようになってきました。
さて。
稲武まで行く予定でしたが
今回はここまでにします。
というのも
伊勢神トンネルのことを少し語りたくなったのです(^_^;)
どういうお話かは次回。
まあ、地域に一カ所はあるであろう「あるある話」なんですけどね。
それではまた
次回もよろしくお願いします。