食べた桃の種から、桃を育てています。2021年の夏に食べた桃を種から育てて、発芽から3回目の春を迎えました。この春、4本ある桃の木のうち1本がついに開花♪ 他の3本も今年は咲きませんでしたが、順調に育っているのを感じます。そんな中…… 続きを見る
そして、ここまでの育て方や気を付けたことなども最後に紹介しています。
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種から育てた桃の花
桃の花自体をここまでまじまじと見つめ続けるのは初めての経験です。2024年4月上旬。今年は桜も遅かったので、桃の花の開花時期も例年よりかなり遅いはず。となると、例年なら3月半ばあたりでしょうか。あるいは「桃の節句」という言葉になるくらいなので、3月上旬かもしれませんね。
桃の花、満開
今まで生きてきた中で、これだけ桜の花に興味がなかった年はないかもしれない。それくらい桃の花に夢中でした。あっという間に咲いていった桃の花は、数日で満開になりました。
ちなみに、香りはあまりしなかったですね。梅がいい香りなので、ひょっとしたら桜も……と思ったのですが。
どちらにしても、このピンク色は本当に綺麗で、来年は4本とも咲いて欲しいなと改めて感じさせてくれます。
桃の花、散る
「サクラチル」は悲しい言葉として伝えられています。確かに、花そのものを命と捉えれば、華やかな時期はほんの僅かで、すぐに緑に染まってしまいます。でも、今年はその寂しさは感じませんでした。桃の花も桜と同じく、咲いている時期は一週間もありません。あっという間に散っていった桃の木も、もう次の状態へと変化して、青々とした葉っぱが茂り始めています。来年はもっとたくさんの花が見られるのかな。
散ったあとの桃の木は……
今年はこれで終了。桃は複数の木で受粉させないと実はならないことが多いと聞く。あとは来年までまた元気に育てて、来年は複数の木で花を咲かせて受粉させたい。
……そう自分に言い聞かせていた反面。
実は、Twitter(X)でお友達に「今年でも実をつけるかもしれない」というお話を聞かされていました。そこで、花の跡をそのまま毎日写真に収め続けます。
これは、もしや……
花が散り、花びらがなくなった「花の跡」を撮り続けていた頃から、少しずつワクワクし始めていました。それは……ガク付近にできた膨らみです。
「まさかねぇ」
最初はそう思っていました。ところが、毎日写真を撮る度に、その膨らみは成長していきます。もしや……もしかして……
種から育てた桃、実をつける?
まだ今年は怖いのですが……どうやらこれが実のはじまりであることは確実のようです。しかし、まだ種から3年目の若い子です。このまま実をつけて負担をかけて大丈夫なのでしょうか。
少し考えましたが、ある程度自然に任せることにしました。ただし、摘果はしようと思います。実は多くて4つ残そうかな。
その心は……家族3人に1人ひとつと、あとは予備のもうひとつです(^_^;)
ここからは、実の成長記録も紹介していきます。ちなみに、4月16日の実の大きさは1.5cmです。
種から育てた桃のここまで
繰り返しになる部分はありますが、ここまでのお世話について紹介しておきます。
日当たり
ベランダで、一番日の当たる場所で育てています。日照時間のうち3分の2くらい陽に当たっている感じです。日当たりはできるだけ良いところがいいとは思いますが、夏場は直射日光に長時間当たらないところを選んでいます。この辺りは鉢植えでないと当然調整できないところですが……(^_^;)
土
水はけのよさを優先しています。市販の「果樹用の土」に軽石を1割くらいの比率で混ぜて、鉢底石を敷いています。イメージとして、水をあげたらサッと染み込んでいくくらいの感じでしょうか。
水やり
葉が茂っているうちは基本毎日水をあげています。表面が乾いたら……というイメージです。ただ、これで4年目になるので、徐々に水の量は減らしていこうと思っています。最終的には、2日に一度のペースくらいかな。
冬場など枝だけの時期は、水やりもだいたい一週間に一度くらいです。
肥料
今までは、春と秋にあげていました。実が成るのであれば体力も使うと思うので、夏場にもあげた方がいいのかな。これから調べてみます。