ブルーベリー栽培記録の第14弾
今回は、残念ながら枯れてしまったブルーベリーや、うまく実が成らなかったブルーベリーのお話を中心に書いています。
栽培している地域は愛知県
育てていた品種は
サザンハイブッシュ系
オニール
ハイブリッド系
ピンクレモネード
ラビットアイ系
フロリダローズ
ブライトウェル
です。
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突然の別れ
以前も経験しましたが、ブルーベリーは他の植物と比較して「急に枯れる」傾向があるようです。
今回枯れてしまったのは、フロリダローズ。ピンクの可愛い実が成る「変わり種」で、お気に入りの一つでした。ここまで順調で、実もたくさん成って色付きを待っていたのですが……。
ブルーベリーが枯れるまで
悲しいですが、今後の参考になればと思い、枯れるまでの変遷を少し綴っておきます。
実に張りが無くなる
毎朝水をあげるときに、実の様子を見ていました。そこで、フロリダローズの実だけ少しシワがあるように見えたのが「気付き」の始まりです。
「気のせいかな?」
しかし、もう次の日には明らかに実の張りがなくなっていきました。
実が萎れて黒ずむ
もうこれは「確実に何かあった」と思わざるを得ない状態。後から思えば、この時点で実どころか全体がもう「手遅れ」だったのかもしれません。そして、同時に……
葉の生気が無くなった
ここまで2〜3日。正直なところ、今でもなお、この時点でどうしたら良かったのか分かりません。何か前兆があったのかな……きっと何かしらサインは出ていたのでしょう。しかし、そこは今回把握できませんでした。
完全に枯れる
1週間程格闘しましたが、すっかり茶色くなって枯れてしまいました。
ブルーベリーが枯れた原因の考察
「考察」なんて単語、大学の卒論で使ったくらいしか記憶にありませんが……使ってみたくなりました。
なんて話はともかくとして。
考察です。
日当たりと間隔
春先の受粉のときに、他の品種と並べて栽培していました。そのまま移動せずに育てていたので、日当たりや風通しが悪く負担をかけたのかもしれません。
水のやり過ぎ
枯れるとまず考えるのが、水分量です。前述の「風通しの悪さ」も含めて、水はけの悪い環境を作り出していたのかもしれません。
虫の影響
ブルーベリーが枯れたとき、コガネムシの幼虫などの被害がよく原因に挙げられます。でも、これは否定できそうです。一つは、虫の対策は行っていたこと。もう一つは、根っこはしっかりしていたこと(コガネムシの幼虫などが原因で枯れる場合、根っこが食い荒らされます)。これらを考えると、前述した二つのうちいずれかが原因のようです。
サザンハイブッシュ系のブルーベリー
こちらもまた、残念な話題です。サザンハイブッシュ系は、受粉しなくても単独で実が成るといわれています。それもあって、オニールは単独で育てていました。
結論として、確かに実は成ります。しかし、実の量はかなり少ないです。もちろん「受粉なしでも実は成りますが、受粉した方がより多く成ります」と書かれていること自体は承知していました。しかし、ここまでとは……。花はたくさん咲いたものの、実が成ったのは数個でした。実の量が少ないのは他にも原因があった可能性もあるでしょう。それでも、やはり他のサザンハイブッシュの品種と一緒に育てた方が実の付きは遥かに良さそうです。
順調なブルーベリー達
ここからは、順調な子達を紹介します。
ピンクレモネード
ハイブリッド系のピンクレモネードは、今年も鈴なりでした。甘くて美味しい品種で個人的に気に入っています。受粉が必要なのと、ワサワサと葉っぱが「茂り過ぎる」のが大変なところでしょうか。
ブライトウェル
こちらも鈴なりです。ただ、受粉していたフロリダローズが枯れてしまったので、来年受粉をどうしようかな。
実家に「嫁入り」させたラビットアイ系の2品種が順調なら、この子も「嫁入り」させようかな。でもそうするとピンクレモネードの受粉に困るなぁ。
……しばらく考えます(^_^;)
ブルーベリーの今後
少し剪定が必要のようです。収穫が終わったら形を整えるために剪定して、肥料も施そうと思います。
あとは、実家のブルーベリーが順調に育っているので、要望もあって(笑)もう数種嫁入りさせるかもしれません。