岐阜方面に出かけた際に、愛知県豊田市の小原地区を通る機会がありました。
11月中旬から12月上旬。この時期の小原地区を走ると、車窓から薄桃色の景色がぼんやりと浮かんで見えます。街路樹、そして近くの山。
国道419号線沿いの四季桜
国道419号線沿いでは、沿道など各所で四季桜が見られます。
小原の四季桜を見る場所は、四季桜公園など複数あります。その中で個人的にお勧めなのが、今回の写真にある「川見四季桜」です。川の流れる音にも癒されながら、山一面の四季桜を眺められます。川見四季桜は国道419号線沿いにあるので、アクセスの面でも最も便利なのではないでしょうか。
国道419号線を走るだけでも楽しめますが、脇見運転しないようお気をつけ下さい(^_^;)
四季桜の魅力
四季桜ですが、春のソメイヨシノと比較すると「華やかさ」には欠けるかもしれません。一本単位で見ると花もまばらで、個体でのお花見には向かないと思います。
同じ理由で、近くで見ても(まあ綺麗ではあるのですが)インパクトには欠けるでしょう。しかし、それが何本かでまとめて見たり遠くから見たりすると、全体が薄いピンクでぼんやり浮かぶような、幻想的ともいえる光景を作り出してくれます。
紅葉の季節とも重なるので、紅葉に薄桃色が混じったような光景です。
四季桜の時期
冒頭にも少し触れたとおり、四季桜は11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。ソメイヨシノと比べて見頃の期間が長く、晩秋から初冬まで季節をまたいで楽しめる点もいいですね。
この記事を書いているのが12月上旬ですが、盛りは過ぎたとはいえもう少し楽しめそうにも思います。ただ、最近急に寒くなりましたけどね……お近くの方で興味があれば、早いうちに行かれることをお勧めします。
豊田市小原地区
小原……私はまだ「小原村」のイメージが強いですね。西加茂郡小原村が、平成の大合併によって豊田市になり「豊田市小原地区」となっています。
小原は自然豊かな場所で、和紙の里としても愛知県内では名が通っています。愛知県の小中学校に通っていたのであれば、遠足か社会見学で小原に出かけて和紙の製作体験なんてやった記憶がある人も多いのかもしれません。
そういえば、当時はそこまで四季桜の話は聞かなかった気がしますね。実際のところはどうなのでしょうか。
幻想的な四季桜
さいごに、私が撮影してきた写真を紹介しておきます。撮影は2022年12月上旬。やや最盛期は過ぎていますが、それでもこの美しさです。